失敗しない家電購入

「一番いいものを買いたい!」家電を買うときに、こんなことを思ったことはありませんか? 私はいつも思ってます^^ ですが、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。「一番いいもの」って、みんな同じでしょうか? 当たり前ですが、人によって価値観が違いますから、同じではないですね。このブログは、小学生のころから家電大好きの私が、みなさんの家電購入の失敗が最小限になるよう、ポイントを絞りながらわかりやすく説明していきます。私と一緒に ”あなたにとっての” 一番いいものを探していきましょう!

エアコン自動お掃除・クリーニング機能 メーカー徹底比較!カビや菌を抑制できるおすすめのメーカーとは?

エアコン内部自動洗浄徹底比較

きれいが続く夢のようなエアコン・・・

こんにちは。エアコンの汚れって気になりますよね。買ったときはあんなにピカピカだったのに、気づいたらカビだらけ…なんて経験ありませんか?

エアコン洗浄業者に掃除してもらうにしても、結構な金額がかかりますし、かといって自分で掃除すると、すごく疲れますし、奥の汚れは取れないし・・・。ほんと困りますよね。

買ったときのきれいな状態がずっと続く夢のようなエアコンがもしあったらどんなに良いことか。。。もちろん、絶対汚れないエアコンは存在しませんが、各メーカー様々な工夫を凝らし、汚れがつきにくいエアコンを開発しています。

この記事の前までは、各メーカーのクリーニング機能の詳細をそれぞれまとめてきましたが、今回それをまとめて比較表にしています!

ぜひ、確認してみてください。また、気になったメーカーが合ったら、そのメーカーの詳細を以前に記事にしているので、そちらも併せてご確認ください。

皆様のエアコン購入の手助けになると幸いです。

最新エアコンお掃除・クリーニング機能徹底比較表!

早速ですが比較表です。これ作るのにかなりの時間かかってます(泣)

「?」の部分は、私が探した限り情報が見つけられなかった箇所です。絶対にその機能がないとは確証できませんが、大々的に記載していないということは、ほぼ機能がないと思ってよいと思いますが。。。

エアコンの型番は、各メーカーの最上位機種の情報をもとにしています。中位や、下位のモデルでは搭載されない機能があったり、洗浄時間に違いがあったりもしますのでご注意ください。

    パナソニック ダイキン 日立 三菱 富士通ゼネラル 東芝
熱交換器 防汚
撥油 凍結洗浄で対応
除菌/抗菌/防カビ
イオンで除菌

イオンで除菌

さらにイオンでも除菌

さらにイオンでも除菌

イオンで除菌(おそうじボタン押下時作動)
錆対策
冬でも洗浄 -
加湿機能を利用して洗浄(水内部クリーンボタン押下時作動)

凍結洗浄(自動)
- - -
独自機能 熱交換器の内側(面の部分)にまでコーティング処理 加湿水洗浄(加湿機能を利用して約1リットルの水で洗浄:約:285分) "凍結洗浄(フィンを凍結させ油汚れなども引き剥がす)
室外機も凍結洗浄"
  高温加熱でカビ菌・細菌除去  
ファン ファン自動お掃除 - - - - -
コーティング
フィルター コーティング
自動お掃除方式 巻き取り方式 ワイパー方式 ワイパー方式 巻き取り方式 巻き取り方式 巻き取り方式
自動お掃除時間 約15分 約7分 約11分 約3分半 約7分 約18分
内部クリーン時間   約80~約95分 約85~約135分 約80~約180分 約55分 約50分 約45分
フィルター&内部クリーン最大時間   約110分 約142分 約191分 約58分 約57分 約63分
ダストボックス メンテナンス頻度 不要(ダストボックス方式に設定した場合は約1年~約2年) 約10年 約1年に1回 約10年 約5年 約1年←★基本は掃除機を差し込んで吸うだけ
イオン 内部のカビ抑制

 

冬でも洗浄できるのは、ダイキンと日立だけ

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実は、熱交換器の洗浄(結露水などを利用した洗浄)機能は、一般的には冷房や除湿運転をしたときにしか作動しません。冬の暖房運転時は、ホコリが部屋に舞い上がりやすく、エアコン内にも小さなホコリが入り込みやすいため、洗浄はするべきです。ですが、冬は空気中に水分が少ないため、洗浄するための水を集めることが難しいため、どこのメーカーも暖房運転後の洗浄運転機能は実現していませんでした。

そんな中、比較表を見てわかる通り、ダイキンと日立だけは、オールシーズンで熱交換器の洗浄が行えるのです。さらに、日立については、自動で洗浄がされます。

ダイキンは、気になったときにボタンを押すことで洗浄ができるようです。

私の予想ですが、今後、全メーカーがオールシーズンでの洗浄機能を何かしら搭載してくると思います。現時点で対応しているこの2社は、かなりの高評価ですね。

懸念点を挙げるとすると、クリーニング時間です。日立は約191分の時間がかかります。外出時や、寝る前など、人がいないときに動いているイメージなので、そんなに気にすることではないですが、気になる人は気になるかもしれませんね。まぁ、汚れるのと比べたら、クリーニング時間なんて気になりませんねw

ファンを自動お掃除するのは日立だけ

風を送り出すファンの汚れって、たまると掃除大変ですよね。というか、もう業者に頼まないと掃除不可能レベルの場所ですよね。

なんとこの部分を自動で掃除する機能が、日立だけはついています。

もう、日立さんの回し者みたくなっていますが、決してそうではありませんw どっちかというと、日立製品はあまり買わない人間です。ですが、今回調査していて、画期的なアイデア・工夫がされていて日立が結構好きになりました。

皆さんもぜひ検討してみてください。

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三菱のフィルターお掃除の所要時間はすごく早い

今や当たり前となった、フィルター自動お掃除機能ですが、実は掃除にかかる時間は差があります。フィルター自動お掃除中は、小さいながらも若干音がするため、短い時間で終わるほうが嬉しいですね。

今回の比較結果では、一番短かったのは約3分半の三菱です。一番長く時間がかかったのは東芝の約18分でした。

三菱の3分半は驚異の速さですねw でも、十何分もかかっているメーカーは、何にそんな時間かかってるの?と逆に聞きたいくらいですねw

また、東芝は約18分かかってしまっていますが、その後に内部クリーンの時間が、最速の約45分なため、トータルで見ると、とても優秀です。

クリーニング中の動作音などが気になる方は、この辺りも気にされるとよいですね。また、クリーニング中は部屋の温度や湿度が一気に上がる傾向があるため、そういった意味でも短い時間でクリーニングが終わるのは助かりますね。

パナソニックはダストボックスのお手入れが不要!?

自動でフィルターのお掃除をしますといっても、実は数年に1度はダストボックスという部分のごみ捨てや掃除が必要です。

ですが、パナソニックについては、都度ホコリを室外に排出しますので、定期的なごみ捨ては必要ないんです。室外に排出していいの?と思った方もいると思いますが、一度に排出される量はほんのわずかなので、気にしなくてよいレベルです。布団を外で掃ったときのほうが、よっぽどホコリの量が多いというくらいだと思います。

最初にごり押ししていた日立は、ダストボックスの掃除は1年に1度が目安で、一番頻度が多く、この点はマイナス点ですね。

ダストボックスの掃除を怠ってしまうと、最悪、自動お掃除がされなくなり、エアコン内部にホコリが入りやすくなってしまいます。

掃除嫌いの人はこの辺りを、選ぶポイントとして確認してみるとよいと思います。

ちなみに、東芝も年に1度が目安ですが、こちらは、掃除機にアタッチメントを付けてエアコンにさすだけで、ダストボックスの掃除ができてしまうという斬新な機能が搭載されています。魅力的に感じた方は、こちらもぜひ検討してみてください。

まとめ:100%の機種はない、自分がどれがあっているかがポイント

メリットがあると、デメリットがある。100%の機種はないので、自分にはどの機能が重要なのかを考えて、ポイントを絞って選んでみるとよいと思います。

ポイントを絞れたら、あとは今回の比較表を使って、バシッと決められると思います。

「暖房も使うから、冬でもクリーニングしてほしい」とか、「洗浄時間は短いほうがいい」とか、「クリーニングは電気代が気になるから、コーティングが内部までしてあるものを選びたい」とか、人それぞれだと思いますので、ぜひ自分なりのポイントを見つけてみてください。

各メーカーの詳細については、下記過去の記事もご参考にしてみてください。